家のインテリアに力を入れる方の中には、家具にもこだわるケースが少なくありません。
一口に家具といっても用途やデザインあるいは機能など幅広く多岐にわたりますが、そこに使用されている木材も多種多様。
例えば日本では古くから人気のあるものとして、ヒノキの木材を使用した家具はよく知られています。
ヒノキを多用している寺社仏閣において、建立から長い歴史を誇る建築物が数多くあることもからもわかるように、耐久性に優れて腐食しにくい点に特徴が見られます。
同じく日本で伝統的に使用されている木材としては、ケヤキも見逃せません。
古くから家屋の柱や梁に使用されたり、食器や太鼓などの素材でもよく知られた、日常の様々なシーンで欠かせない、親しみの深い木材と言えます。
硬く重厚感があるので耐久性に優れ、ハッキリとした木目の美しさに特徴がある木材です。
続いて紹介したいのは、パイン材。
パインとは松の木を指しますが、その種類はなんと50以上にものぼります。
ただしどれもほぼ共通しているのは、素材の柔らかさでしょう。
このため加工しやすく、DIYなどの資材としても人気の高い種類と言えます。
またパイン材は種類も豊富で大量に産出されていることもあり、比較的安価に手に入れることが可能です。
したがって家具のコストを重視すならば、パイン材のものを選択するのもよいかもしれません。